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名古屋東急ホテル

Our Work

私たちの仕事

食堂 メインダイニング
食堂 メインダイニング
周囲のアソシエイツと協力して最高のサービスを提供したい

私の入社動機は単純にホテルの外観への一目惚れでした。栄という繁華街ありながらも館内はヨーロピアンエレガンスをテーマとした落ち着いた空間が広がっていて、私もこのホテルの一員になりたいと思ったのが最初でした。
入社から3年間はオールディダイニング「モンマルトル」で、ホールやテイクアウトショップを担当していました。その後、メインダイニング「ロワール」の鉄板焼を1年間経験し、今は同店のフレンチでキッチンから料理をパッセ盆に載せてギャルソンに運ぶランナーを主に担当しています。もちろんお客様からの電話対応やWebの予約確認、備品や飲料の在庫調整なども担当します。

ランナーはギャルソン(給仕)ほど華やかな業務ではないかも知れませんが、料理をただ運ぶだけでなく、お客様のお食事のペースをキッチンに伝えることやアレルギーや苦手な食材などを聞き取り、スタッフ全員と共有することも大切な業務です。もちろんスタッフは全員ご来店いただいたお客様に最高のサービスを提供しようと心掛けているので、細かな情報も必ず共有するようにしています。

勤務はランチタイムとディナータイムを通して働くのが一般的です。このため休憩時間を挟んだ拘束時間が長く、体力勝負な部分はあるのですが、お客様がお料理を目にされた時の反応を直接感じられることは、私自身まで幸せな気持ちにさせられます。また、そのことをキッチンに伝えると、感動の輪が広がるようでとてもモチベーションがあがります。

食堂 メインダイニング
いい意味でお客様の期待を裏切りたいために、日々勉強しています
いい意味でお客様の期待を裏切りたいために、日々勉強しています

「ロワール」ではお誕生日や記念日のお祝いでご来店されたお客様に、生チョコレートのプレゼントをさせていただいています。ご予約の際にはおっしゃらなくても、当日のご様子や会話の内容から記念日だと分かると、パティシエに頼んでデザートプレートにメッセージを書いてもらって生チョコレートに添えて差しあげます。お客様は一様に驚かれ、感激してくださいますが、私自身お客様の大切な思い出の一部に寄り添えたことを嬉しく感じています。

入社から4年が経ちます。フランス料理の世界は奥が深くて勉強することが山のようにあります。お客様一人ひとりに最適なサービスを提供するためには、周囲のアソシエイツとの円滑なコミュニケーションが欠かせませんし、お料理やワインに関する知識も必要です。お料理に関しては新メニューの試作の際にシェフから食材の説明があるので、メモを頼りにスマホで調べたりします。ワインに関してはソムリエから話を伺って覚えるようにしています。料理とワインのマリアージュが提案できるよう、メモを取ったり先輩アソシエイツが寄贈していった書物などで調べることもしばしばです。

私はお客様が喜ぶ姿を見ることが好きで、最高のサービスを提供するホテル業界を志望しました。それだけにお客様が私たちスタッフに求めるサービスレベルは高く、いい意味でその期待を裏切ることができるか毎日考えを巡らせています。このためお客様をよく観察して、お声を掛けられる前に行動することが今の私にできることだと思って勤務しています。

名古屋東急ホテルというブランド、「ロワール」というブランド、ホテルの優雅で上品なサービスに、気遣いというプラスアルファを加えることができれば、より満足度の高い時間をお過ごしいただけると思います。これからもより素敵な空間でお食事を楽しんでいただけるよう、先輩方の動きをみて多くのことを学んでいこうと思っています。